リージェス処刑エンド

話し合いの結果、リージェスが拘束された。
セレスティアが処刑用の拳銃を握りしめ、リージェスの方へと一歩一歩近づいていく。そしてこめかみに銃口が当てられた瞬間、彼は呟いた。

「ユナ、リズ……すまない……」

彼の目から涙がこぼれ落ちた。
セレスティアが引き金を引く。
パァン!という音と共に、リージェスは動かなくなった。グレイシアが倒れ込むリージェスの体を受け止め、抱きしめた。

レオナルドは、リージェスを抱きしめるグレイシアの姿を見て目を伏せた。

ラインハルトも、何も言うことはなかった。

解説とあとがき